Pythonの構造
      
      
      Publish date: 2021-02-23
      
        
      
    
    
      
    
    
    
    
      
    
    
    
    
    Pythonのコードの構造について説明します。
エンコード宣言(encoding declaration)
スクリプトの1行目または2行目に記載するソースコードのファイルエンコードの指定です。 デフォルトのエンコーディングはUTF-8で、UTF-8の場合は省略できます。
# -*- coding: utf-8 -*-
print('Hello Python!')シェバン(Shebang)
ソース・ファイルの先頭にインタープリタのパスを記載して、明示的に実行するPythonの環境を指定できます。
#!/usr/local/bin/python3.7
print('Hello Python!')エンコード宣言と組み合わせて記載できます。
#!/usr/local/bin/python3.7
# -*- coding: utf-8 -*-
print('Hello Python!')コメント(Comments)
ハッシュ#以降から行の末端まではコメントとして扱われ、
プログラムとしては無視されます。
print(1)
#print(2)
print(3)
# => 1 3行継続
行末の\で次の行と論理的につなげる事ができます。
long_string = 'abcdef' \
            + '1234567890' \
            + 'XYZ'インデント
Pythonではインデントがタブがスペースであるか、および、その個数が明確に区別されます。
インデントのレベルは、コードブロックの範囲に影響します。
PEP8では、1レベルのインデントでスペース4つが推奨されています。
キーワード
Pythonでは以下の文字は予約語として扱われ、変数名等には使うことができません。
False      await      else       import     pass
None       break      except     in         raise
True       class      finally    is         return
and        continue   for        lambda     try
as         def        from       nonlocal   while
assert     del        global     not        with
async      elif       if         or         yield